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医院便り
医院便り ~2012年1月~
いよいよ2012年がスタートしました!新年を迎えると心機一転し、また新たな気持ちにもなりますね。
さて、今年の干支は『辰』です。 本来、干支(えと)というのは『十干(じっかん)十二支(じゅうにし)』を組み合わせたものを指すそうで、現代ではそれら最後の一文字「干」「支」をとって“干支”と呼ばれているそうです。
この十二支の中でただ1つ“想像上の生き物”は、今年の干支の「辰(つまり竜)」でもありますよね。 この「辰」には“草木の形が整った状態”という意味があり、“新しい物や事がこれから生まれる準備が整った状態”を表すそうです。 そういった意味でも2012年は、日本にとって“再スタート”の年とも言えますし、世界的にも“大きな変化”のある年になりそうな気がしませんか?
前回の辰年はちょうど西暦2000年でした。その時代の大きな節目である2000年から、もう干支が一回りしたことに時の流れの速さも感じてしまいます。
また、こういった形で時代の流れを“縦の軸”で考えると、ふと勇気づけられることもあったりします。 それは、自分が今この世に“生”を授かっているのは、実に多くのご先祖様と繋がっているということに気づかされるからです。 例えば、今自分がいるためには、まず「両親」の存在がなければなりません。 そして、さらにその両親にもそれぞれ両親がいて、さらにその上にもそれぞれの両親がいます。 仮に10世代前までさかのぼってみると、自分の先祖は“1,024人”もいることになります。 さらに、これを20世代前までさかのぼってみると、ご先祖様は“1,048,576人”と百万人を超える計算になるのです。 もちろん、私たちの先祖が生き抜いてきた時代が、今よりも生きやすかったかというと決してそうではないでしょう。 だからこそ、今自分がいるということは奇跡に近いような感じもしてしまいます。
普段はこういったことを考える機会もあまりありませんが、こういったことをいつも心のどこかに置くことで、日々の生活も“半歩先に進んだもの”になるのかもしれませんね。 それでは、2012年が皆様にとって素晴らしい1年になりますように!
院長 須藤宗彦
医院便り ~2011年11月~
秋も深まり朝晩冷え込むようになってきましたね。11月は『霜月(しもつき)』とも呼ばれますが、そのほかにも「霜降月(しもふりづき)」「霜見月(しもみづき)」「雪待月(ゆきまちづき)」など多くの呼び名があるそうです。こうやってみると「雪」が使われている呼び名もあるので、刻一刻と本格的な冬が近づいてきている感じがしますね。
ところで、「食欲の秋になったら体重が増えてしまった…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、来月は忘年会シーズン・大晦日と何かと食べる機会も増えますから、それまでに何とか体重を戻そうと焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、むやみに体重だけ落とすことを考えずに、ぜひ“身長と体重のバランス”を考えてみられてはいかがでしょうか。
そのバランスを見る指数として「BMI指数」と呼ばれるものがあります。このBMIの計算式は『体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)』ですが、例えば身長170㎝、体重70kgの人の計算式は『70÷1.7÷1.7=24.22』、指数は“24.22”となります。
そして、この指数を照らし合わせて「18.5未満は痩せている」「18.5以上~25未満は普通」「25以上~30未満は太り気味」「30以上が肥満」となります(最も病気になりにくいとされている指数は“22”なんだそうです)。そのほかにも、ご自身の標準体重を表す計算式『身長(m)×身長(m)× 22 = 標準体重(kg)』もありますので、お時間があればぜひ一度、計算してみるのもよいでしょう。
美味しいものがたくさん出回る季節ですし、食が進むのは「健康の証」でもありますが、適正な体重の維持も大切です。 食べ物の美味しさを感じられるのは健康あってのことですから、その美味しさをずっと味わい続けるためにも「健康を意識した食事」を心がけていきたいものですね。
院長 須藤宗彦
医院便り ~2011年10月~
長かった夏も過ぎ去り、秋の空気を感じられる季節になりましたね。季節がめぐると「食事」や「景色」はもちろん、「着る服」なども含めて日々の楽しみ方も変わってきますよね。
ところで、この時期の楽しみのひとつといえば『紅葉』がありますが、皆さんは「どのようにしてあの美しい朱色や黄色が生まれるのか」ご存知ですか?
実は紅葉は、“木の葉が新陳代謝を起こす”ことで生まれるそうです。 木々の葉っぱには『緑色の素になるクロロフィル』、『黄色の素になるカロチノイド』が含まれていて、通常はクロロフィルの量が多いため、葉っぱは緑色に見えています。 しかし、秋になって気温が低くなってくると、木々は葉っぱを落とすために葉と枝の境に「離層」を作ります。 これにより、葉と枝の間で水や養分の流れがストップして、葉っぱの働きが弱まり、クロロフィルが分解されるのです。 すると、クロロフィルに隠されていたカロチノイドの黄色が目立ってくるため、自然の不思議なバランスによって、あの絶妙な紅葉が生まれるそうです。
ところで、紅葉を楽しむ“歴史”はとても長く、古くは「源氏物語」や「万葉集」、「百人一首」にも登場しています。 平安時代当時、紅葉は「貴族の遊び」だったようですが、江戸時代になると誰もが楽しむようになりました。 もちろん、昔の人はこういった「紅葉のしくみ」は知らなかったでしょうが、もしかしたら“体感”では同じようなことを感じていたのかもしれませんね。 また、紅葉を楽しんでいるのは何も日本人だけではなく、欧米やアジアなど世界の国々でも楽しまれています。 特にフランスでは「黄金の丘(コート・ドール)」と呼ばれるほど、紅葉が美しく色づく地域もあるそうですよ。
夏が暑く長かった年は、紅葉が美しく色づくとも言われていますので、もしかしたら今年は期待できるかもしれませんね。 皆さんもお気に入りの“紅葉スポット”がありましたら、ぜひ教えて下さいね。
院長 須藤宗彦
医院便り ~2011年9月~
東北地方太平洋沖地震から半年が経ちました。
テレビ・新聞を見ていても、被災地ではまだ津波の後遺症は残っていますが、明るく前向きに頑張っている被災地の方々の笑顔を見ると元気と勇気をもらえます。
ところで、9月は『防災の日』『防災週間』もあり、防災の再認識が行なわれる月です。
今年は大震災で東日本が大きな被害を受けてしまったため、例年になく積極的に防災への呼びかけが行なわれているようですので、皆さんもこの機会に「防災グッズ」の確認などされてみてはいかがでしょうか?
実は9月1日の「防災の日」は、88年前に起きた“関東大震災(1923年9月1日)”が発端となって設けられたものです。また、「防災の日」を中心とする8月30日~9月5日までの1週間は「防災週間」でもあります。期間中は全国各地で「防災知識を広めるための講演会や展示会」「防災訓練」等の行事がたくさん行なわれるそうです。また、実は“アメリカのニューヨーク”でも9月は防災月間になっているそうなので、もしかしたら9月は世界的にも大事故や災害の多い月なのかもしれませんね(奇しくも10年前に起こった9・11テロも9月でした)。
突然やってくる災害は、事前に準備をしておくことで被害も小さくすることができますから、皆さんも今一度、この機会に「防災」に対する意識を再度高めてみてはいかがでしょうか。もちろん、「歯やカラダのトラブル」も災害と同じで、病気になる前に自身の弱い部分を知って、それを補強しておくことが大切です。 そして、その準備が「歯科検診や健康診断」にあたります。
「災害は忘れたころにやってくる」という諺もありますが、「歯やカラダのトラブルも忘れたころにやってくる」ものですので、早期に確認・対策を行なうようにしておきましょう。 これが健康維持においてとても大事なことですよ。
院長 須藤宗彦
医院便り ~2011年6月~
2011年ももう6月。全国的に“「梅雨」の到来する季節”になりましたね。今月は特に祝日もなく、その上、降り続く雨、太陽を覆い隠す雲に少し憂うつになってしまうかもしれませんね…。
ところで、6月は旧暦で『水無月』と呼ばれています。たくさん雨が降る時期なのに「水が無い月」なんてちょっとおかしいと思いませんか?
実はこれには理由があって、“昔の6月”は“今の6月下旬~8月上旬頃”にあたるため、梅雨も上がり雨も少なくなって「水無月」になったのではないかという説があります。
また、もう一つの説として「水無月」の「無」は「の」にあたり、「水の月」ということで名付けられたのではないかという説もあります。いったいどっちが正しいのでしょう?(苦笑)
雨や水は私たちの命の基となる食物を育んでくれるものです。「恵みの雨」という言葉もあるように、四季がはっきり分かれている日本では、昔から“梅雨は次にやってくる夏に備えるための大切な期間”だったのではないでしょうか。
また、“6月に結婚する花嫁は幸せになれる(ジューンブライド)”という西洋からの言い伝えもありますよね。これは日本でも浸透していますが、この由来は「ギリシャ神話」の中の結婚•出産を司り、家庭や子供の守護神である「ユノ(Juno)」の守っている月が6月だったため、“6月に結婚したカップルはユノのご加護を受ける事ができる”という言い伝えから来ているそうです。
それが日本にも伝わって、今では日本でも梅雨の時期にも関わらず結婚式を挙げるカップルが多いそうです。
さて、今月は天気が悪く憂うつな気分になってしまう日も多いかと思いますが、ぜひ、お気に入りの傘を持って、恵みの雨を逆に楽しむのもよいかもしれませんね!
話は変わりますが、東北地方太平洋沖地震から約3ヶ月が経ちました。
被災地である東北地方を中心にまだまだ震災の爪痕が残る日本です。そして、まもなく“夏”がやってきますが、この夏の課題と言えば『節電』ですね。
今からしっかり心がけていきたいと思います。
院長 須藤宗彦







