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医院便り
医院便り ~2010年3月~
時の流れは早いもので2000年から早11年経つわけですが、この11年間で起こった大きな変化といえば皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか?
2000年にはちょうど“ITブーム”があり、その頃から「携帯電話」を筆頭に情報の在り方がひときわ変化しているように感じます。
そんな事を考えていた先日、ある子供がお母さんに興味深い質問をしていました。その子はお母さんに『牛乳配達って何?』と聞いていたのです。
これこそカルチャーショックと言うのでしょうか(苦笑)。 その子にとって牛乳とはお店に売っているものであって、決して家に届くものではなかったのです(苦笑)。
このように“モノ”そのものは昔から変わらなくても、その“モノ”の在り方は時代と共に変わっていくということを痛感してしまいました。
同じように配達といえば“新聞”も昔から配達されるのが当たり前ですが、もしかしたら10年後には配達されるものではなく、違った形で届けられる時代が来るのかもしれません。
このように今の「流通の在り方」、「モノの見方」は時代の流れと共に変化していくことでしょう。 でも、そんな中にも変わらないものもあります。
例えば、まもなく“桜の季節”ですが、牛乳配達を知らない子たちでも桜を観て綺麗と感じることはあるでしょう。
それこそ平安時代、いやもっと昔から、日本人にとって桜の開花は春の訪れとともに、そのはかなく散ることの潔さは“自然の摂理を教えてくれる”といった意味では変わっていないでしょう。
このように時代の流れには変化が伴いますので、ふと立ち止まってその流れを眺めることも時には必要なのかもしれませんね。
形が有る無しは別として、どんどん変化しているもの、昔から変わらないものにはどんなモノがあるのか?自分の周りを見渡してみてはいかがでしょう?
意外な発見があるかもしれませんね。
院長 須藤宗彦
医院便り ~2010年2月~
2010年もすでに一ヶ月が過ぎましたが、どのようなスタートを切られましたか?まだまだ景気が悪いと言われている昨今ですが、それでもやはり基本は“体力”なので、2010年は「体力づくり」にも気をつけようと私は思っています。
そこで、日本人の「体力」と「食事」の関係について面白い話がありますので、今回ちょっとご紹介します。
ドイツの医学博士『ベルツ博士(1849-1913)』がかつて来日した時、当時の日本人の体力に驚愕したという話です。
ベルツ氏は東京から140キロ離れた「日光」に行く際、“馬”に乗って向かいました。
また、ベルツ氏のお連れの方は“人力車”に乗って向かったそうです。
すると、馬は6頭も乗りかえ、14時間かけて日光に着いたのに対し、人力車は馬から30分遅れただけで、しかも車夫を交代することなく到着したそうです。
ベルツ氏はこの事にとても興味をもち、要因は“日本人の食事”ではないかと考えて実験を行いました。 まず、22歳と25歳の車夫を2人雇い、ひとりの車夫に当時の日本人の主流「おにぎり」の食事を与え、もうひとりには「肉」を摂らせました。
そして、重い荷物を積んで走らせ、どちらが長く走り続けられるか試したそうです。
その結果、肉を食べていた車夫は3日でダウンし、一方、おにぎりの車夫は3週間走り続けることが出来たそうです。(その後、肉を食べていた車夫もおにぎりに代えたところ元気に走れるようになったそうです)
よく『健全な肉体に健全な精神が宿る』と言われますが、『健全な肉体には健全な食事が存在する』のではないでしょうか。
まだまだ寒い季節。寒い季節は家の中に閉じこもりがちです。
また、現代の便利な暮らしというのは、ある意味“体力を使わない暮らし”とも言えますので、“食生活”を見直しつつ、“体力づくり”は意識して行う必要があるのかもしれませんね。
当時の日本人に負けないパワフルさを持って、日々の生活を送りたいものです!
院長 須藤宗彦
医院便り ~2010年1月~
院長の須藤です。
清々しい新年の挨拶が飛び交う季節がやって来ました。
つきなみな質問ですが『あなた様はこの2010年をどのような年にしたいですか?』
とにかく「健康を」と祈られる方、また自分の「夢」に向かって一歩を踏み出される方、また大それた願いはなくても「小さな幸せに気づけること」を願う方、様々にあるかと思います。
フランスのSF作家、SFの父とも呼ばれる、かの“ジュール・ベルヌ”は、今から100年以上も前に「人が想像できることは、必ず実現する」といった言葉を遺しています。
そして100年前に彼が小説に書いた世界は、今では現実のものになっています。
人は皆、いつも「こんな風になれたらいいな~」と想いながらも、「そんなことできっこない…」とか、「もっと現実的に考えよう…」などと“夢と現実”の間で悩んだり諦めたりしています。
もちろん、しっかり現実を見れば諦めることが大切な場合もあるかもしれません。
でも、夢をかかげて諦めず努力し続けることができていたら、もしかしたら叶っていたこともあったかもしれません。
だからこそ「こうなりたい!」という想いを大切にして、ほんの小さなことからチャレンジすることはとても大切なことかもしれませんね。
失敗を恐れて何も行動しないよりは、ほんの小さなチャレンジ!
ほんの小さな変化から道が開けていくこともあるのではないかと思います。
さぁ2010年です!
あなた様は今年一年どんな年になったら素晴らしいですか?そして、そのためにできることは何ですか?
皆様の「夢」や「希望」が叶います事を心よりお祈り申し上げます。
2010年もよろしくお願いいたします。
院長 須藤宗彦
医院便り ~2009年11月~
冬もいよいよ本番!寒さが厳しい季節となってきました。
この時期はなかなか布団から出るのも気後れするもので、いっそ“冬眠”してしまいたい!と思ってしまいます(笑)。
ところで、“冬眠する動物”といえば一般的に「クマ」を思い浮かべると思いますが、正確にいうとクマは“冬眠”しません。 実際に冬眠するのは、リス、ヤマネ、コウモリなどの「小型の哺乳動物」のようです。こういった小動物たちは冬眠中、体に蓄えた脂肪で体温を維持するため、気温と同じくらいまで体温を下げて脳や臓器の活動を抑えるそうです。
一方、クマの場合、体温を下げるのは2~3℃程度といわれており、本当の意味で冬眠しているわけではないそうです。実際、冬場にエサを求めて山をさまようクマを目撃することもしばしばあるのだとか。
なので、クマの場合は「冬ごもり」とか「巣ごもり」といったほうが適切なのかもしれませんね。
ところで人間はといえば、もちろん冬眠はしませんが、その代わり『巣ごもり』とも呼べるぐらい外に出るのが億劫になりがちです。
よく『子供は風の子』と言われますが、実はそのあとに『大人は火の子』という言葉が続くのです(苦笑)。 実際、子供は大人よりも体温が高いので寒さに強いのかもしれませんが、冬遊びを楽しめるのは無邪気ともいえる“好奇心”からくるものではないでしょうか。
いつも暖かい場所にいると寒さに弱くなってしまうといわれますので、皆様もぜひ!好奇心を持って“冬のお出かけ”を楽しんでみてはいかがでしょうか。
院長 須藤宗彦
また少し早いですが、今年1年も、皆様には大変お世話になりました。
2010年も皆様にとって良いお年であります様、心よりお祈り申し上げます。
【年末年始休診日のお知らせ】
12月30日(水)~1月3日(日)となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
医院便り ~2009年9月~
9月とはいえ、まだ暑さの続く日もあると思いますので、「熱中症」などには十分に気をつけてお過ごし下さいね。
さて、「秋分」を過ぎるとようやく秋めき、「秋の夜長」がはじまります。
9月は「長月」とも呼ばれますが、これは「9月は夜が長い」といったことが語源だそうです。
また、この時期は「長月」のほかに、「菊月」や「紅葉月」などとも昔から呼ばれているそうなのですが、こういったことを知ると、秋の彩りを伝える美しい趣があり、改めて自然を愛でる昔の人たちの心が偲ばれますね。
また、皆さんは、秋の澄んだ空気の中で見る「お月様」を格別に美しく感じたりしませんか?
秋の夜、あたりが鎮まり返ったころに“満月が放つ光”と“夜の澄んだ空気が広がる世界”には、秋独特の雰囲気が流れ、昼間とは違う息づいた自然もそこここに感じます。
このように「月」が持つ“魅力”は、都会でも地方でもそんなに変わらないとは思いますが、大きな月が雲の間から顔を覗かせるだけで、どこか心があらわれるような思いがするものです。
今月23日の「秋分」は、昼と夜の長さが同じになる日。
そして、この日を境に十二月の「冬至」にかけて、少しずつ夜が長くなっていきます。
これから、昼の長さがだんだん短くなっていくので少し淋しい気もしますが、夏の陽気と明るさの中ではしゃいだ気持ちと体を、徐々にクールダウンするのにちょうど良いのかもしれませんね。
時にはパソコンやテレビからはなれて、お気に入りの本でも読みながら、ゆったりと流れる時間を味わってみるのもなかなかよいのではないでしょうか。
院長 須藤宗彦





